押入れって細かいものはどうやって収納していますか?
そうですね。
衣装ケースとか、押入れ用の収納ボックスが販売されていますので、そういうものを使っている方が多いでしょうね。
インテリアにこだわっている方だと、無印良品とかの白い収納ボックスをきれいに揃えていたりしますね。
まぁ、今のところはまだそういうのは無理なので、自分で収納ボックスを作っちゃいましょう。
せっかくなので、古着リメイクのダンボール収納ボックスを作ります。
厚紙に布を貼ったりして、おしゃれな箱を作るのを「カルトナージュ」と言いますが、そのダンボール版です。
ちなみに、カルトナージュというのは、フランスの伝統工芸で、カルトンと呼ばれる厚紙を組立て、その上から布を貼って箱を作るものです。
材料を用意しましょう
まず、ベースとなるダンボール箱は、イオンでお買い物をして貰ってきました。
いろいろ種類があって迷ったのですが、今回限りではなく沢山作っていく予定ですので、トップバリュのペットボトル用ダンボールにしました。
トップバリュなら、いつも置いてあるし、ペットボトル飲料なら箱もそう汚れていないでしょうしね。
冒頭の写真がそのダンボール箱です。
古着をほどいて裁断した布を、箱4面分と中底用の1枚用意します。
あとは、中底用のダンボール1枚と底用の厚紙です。
厚紙は、新品シャツを買ったときに付いてくる、型くずれ防止用の厚紙です。
これもリサイクルですね。
カルトナージュ収納ボックスの作り方
段ボール箱の調整
今回の収納には、貰ってきたダンボール箱そのままだと高すぎるので、カッターで上の方を切り取ります。
横に取っ手用の穴がありますので、ちょうど取っ手の下側で切っています。
斜めに切ってしまうと、出来上がりの見た目がよくないので、きちんと定規で測ってから切りましょう。
中はこんな感じです。
布の貼り付け
いよいよ、布をダンボール箱に貼り付けていきますが、貼り付けに使うのは木工用ボンドです。
木工用ボンドを水で薄めて、刷毛で塗っていきます。
木工用ボンドそのままだとドロっとした感じなのですが、それがちょうどさらっとなる程度がいい感じです。
あまり薄めすぎると接着が弱くなってしまうので注意です。
刷毛は100均で買ってきました。
刷毛じゃなくて太めの絵筆でも大丈夫です。
瓶はジャムの空き瓶を使っています。
またまたリサイクルです。
1面ずつ貼り付けていきます。
まず、布の貼り付け位置を決めて、クリップなどで留めます。
裁縫でいうところの、マチ針の代わりです。
この時、布は箱の上側を少し折り返すようにします。
ダンボールの波々が見えていては安っぽくなっちゃいますからね。
ボンドをダンボール箱の貼り付け面に塗ります。
布に塗るときれいに貼れないので、注意です。
少しはみ出す位で大丈夫です。
はみ出した部分もしっかり接着しておきましょう。
この調子で、残りの3面も貼っていきます。
最初の面と向かい合わせの面の2面は、はみ出す位で大丈夫ですが、他の2面は箱とジャストサイズに切ってから貼りましょう。
底は厚紙で隠すので、かなりはみ出した状態で構いません。
底の貼り付け
厚紙を底に貼り付けます。
底の大きさより少し小さめ位が、ちょうどいい感じになります。
中底の作成
もう1枚用意していたダンボールを底より少し小さい位に切って、中底を作ります。
外箱と同様に布を貼っていきます。
蓋無しのつもりで中底として用意していますが、蓋としても使えます。
蓋として使う場合は、ひもか何かで取っ手を作ると使いやすいです。
完成!
これで、完成です。
布同士が貼り合わさった部分は、乾燥すると剥がれくる箇所が出てきますので、そこは木工用ボンドを薄めずに貼り付けます。
中はこんな感じです。
どうせ中にものを入れると見えなくなるから、内側はそのままですが、余っている包装紙とかを貼るともっとおしゃれになりますね。
ダンボール箱でも、きれいに布で貼ると、立派な収納ボックスです。
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